熊本県水俣市 協立クリニックは、水俣病の診断・治療・リハビリ、神経内科、精神科、内科を専門としています。
このたび、高岡院長の論文が日本衛生学雑誌に掲載されました。タイトルは、「二塚,衞藤,内野氏による『論壇』の記述について」です。
今年2月、二塚信・熊本大学名誉教授(公衆衛生学)、衞藤光明・元国立水俣病総合研究センター所長(病理学)、内野誠・熊本大学名誉教授(神経内科学)の三氏は、日本衛生学雑誌「論壇」に「慢性水俣病に関する高岡氏との議論」を投稿しました。その後、同雑誌編集部の求めに応じて、高岡院長は、三氏のこの投稿文の意味する事柄を解説した論文を投稿しました。今月、J-Stageの同雑誌のサイトに同時掲載されました。無料でダウンロードできますので御覧下さい。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/80/0/80_25002/_article/-char/ja
高岡院長の著作「水俣病と医学の責任」(2022年刊、大月書店)、2024年の論文「『水俣病と医学の責任を読んで』への回答」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjh/79/0/79_24005/_article/-char/ja)とあわせてお読みいただくと、水俣病に対する学者らによる不作為・隠蔽行為が、神経内科学、病理学、公衆衛生学の各分野で、具体的にどのようになされてきたかを理解することができるでしょう。